「これで手続きは完了です。すみやかに退去してください。」
管理会社の係員は冷たくそう言い放った。
「はい・・。」
家財道具も何もかも無くなって、ガランとした部屋。
ノートパソコンと、わずかばかりの身の回りのものを詰めたカバンを手に、
住み慣れたアパートの部屋を後にした。
もう、ここに戻ってくることはない。
バスの時間まで、まだ少しある。
とりあえず大阪市内に向かい、そこで時間待ちをすることにした。
マ○クのお店は、場所にもよるがインターネットが使え、電源も貸してもらえる。
ありがたいことだ。
ここでしばらく原稿を書いて、翌日に備える。
さあ、出発の時間だ。
もう思い残すことはない。
さよなら、故郷の街・・。
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